Jリーグチームを支える大企業が軒並み巨額赤字に
なって苦しんでいる。世界不況・円高が原因のよう
である。大きければ大きい程グローバル化して世界
の景気・為替の影響を受けやすくなる。
そのような有名企業が赤字転落する事はどうしよう
もない事態かもしれない。
電気・自動車業界は特に打撃が大きいようだ。今の
巨額損失予想も昨年12月までの業績から予測した
数字。1月以降の円高・不況具合では更に悪化する
可能性もある。暗澹たる思いである。
Jリーグチームにも当然不況の大波がかかってくる。
我が川崎フロンターレも富士通様の支援がなければ
つぶれる。富士通も黒字予測から一転して200億
円の赤字へ予測転換した。3月の最終決算ではどう
なるのか。会社が赤字で人員整理を始めたら、サッ
カーチームへの投資などとんでもないという風潮に
なるだろう。10数億円の広告宣伝費を削れば何人
の社員・派遣の雇用を守れるかという主張も組合か
ら当然出るだろう。会社内部留保や広告宣伝価値で
説得できるのだろうか。
ガンバ大阪-パナソニック、グランパス-トヨタ、マ
リノス-日産、レイソル-日立など大苦境スポンサー
チームは大変だろう。未だこれからも波乱は起きう
ると心配は続く。
また、スポンサーの縮小だけでない。サポーターの
懐も直撃している筈である。相当数失職・失職危機
にあり、生活費が手いっぱいでサッカー観戦代など
無理という個人も増える。観客数も減る可能性もあ
ると思う。それもコアで安い年間チケット保持者で
なく、高い前売り・当日券を買ってくれる浮動層に
近い、クラブ財政に貢献してくれる多数の人達だ。
自分自身も投資信託の大幅下落・債権の大損などで
かなりの打撃を受けている。今シーズンのアウェイ
遠征も自粛を妻から申し渡されている。ましてやA
CLのオーストラリア・中国・韓国は論外といわれ
ている。今まで無かった事態である。
経済的苦境は個人・チーム・スポンサーに続く。さ
て、今年はどうなるのであろうか。
2009/01/31
自己紹介
- 東京から川崎愛おじさん
- 品川区, 東京都
- 川崎フロンターレ初タイトルを望んでいます