遅くなってしまったが、サテライトを見て感じた事を。
川崎のメンバーは控えクラスだったが、そのままでJ
2に行っても充分通用すると思える力はあると感じた。
ところが非常に不甲斐ない試合内容だった。
平日夜開催で観客が少なめ、相手がユース・アマチュア
といった構成で思い切って突っ込めないなどの条件を
差し引いても物足りなかった。
相手の選手が思い切って走って突っ込んでくるので、慌
てて適当なパスを出して取られる、長いパスを出してサ
イドチェンジを図っても動き出しの速い相手に取られる
という悪循環が続いていたように思う。
原因はボールを落ち着いて処理してタメが作れる選手が
居なかったことだろう。本来なら中盤の養父・前線の黒
津だろう。黒津はポストプレータイプではないし、動き
とスピードで勝負するので、タメを作る事は出来ないだ
ろう。何回もチャンスメイクしていたのでまあいいと思
う。
問題は中盤でボールを落ち着かせて攻撃を組み立てる位
置の養父の消極さだ。前を向けずすぐDFに返し、ちょ
っと切り返してドリブルして前線に向かうなどがほとん
どなかった。テクニックや体力はあると思うので、意識
の問題と思うがこれではJ1リーグ戦では使えない。
田坂より数段劣ると思う。もっと自分で打開しようとい
う気力でプレーしないとサテライト止まりになると思っ
た。奮起を促したいものだ。
良かったのは山岸。後半は右サイドの高い位置でプレー
していたが、ドリブルやパスで突破や前進を狙って意欲
的だった。この両チームの中では一番目立っていたと思
う。どんな時でも全力でプレーしなければいけない。周
りはいつもしっかり見ている。
監督・スタッフ達は、山岸には高い評価、養父には厳し
い評価を伝えているかなと想像した。
2009/10/31
自己紹介
- 東京から川崎愛おじさん
- 品川区, 東京都
- 川崎フロンターレ初タイトルを望んでいます