川崎の守備が悪いのは以前からの事。
今年前半から夏位まで勢いがあったのは攻撃で得点を取れて勝てたからだろう。
それがなぜ夏過ぎから点が取れなくなったのか?
確かケンゴのコメントに『前半ボール回しをしていれば、後半はバテてついて来れなくなる』という主旨の話しがあったと思う。
このキャプテンの言葉と失速が重なったような気がする。すなわち皆が同じ思いでいて、動かずにパスを足元で受けて取りに詰めてきたら次の人に回す。そのうちに相手は疲れてきてへばる。
こんな展開で勝てた試合もあったからみんな天狗になって動かない。
相手は体力も技術もあまり違わないプロだから、川崎を研究して過剰なプレスはかけない。中盤より後ろは回させる、しかし中盤から前線は密着マークする。川崎の選手は動かないからマークは楽だし、体力は消耗しない。
こうやって前3人(大久保・小林・レナト)にはいいボールは来ない。来ても密着した相手を背負っているから横にはたくか囲まれて捕られるだけ。
大久保は中盤に下がってパスをフリーで受けるが、ゴールから遠ざかってシュートも出来ない。
小林はオフサイドに引っかかってしまう。レナトはドリブル突破できるがシュートは殆どが枠外。FW3人がこれでは点が入らない。
勢いのある時は森谷・大島・ケンゴ・裕介・ノボリなどがサイドから中央に入って相手DFを引きはがす動きもあった。失速してからはMF陣も突破しないで見ているからFWはいつも相手DF・MFにマークされていてチャンスも作れない。
ここは、ケンゴのコメントを忘れて『足元で受けるのではなく、サッカーの基本である走る・スペースで受ける』という単純な方法でいいと思う。楽をして勝とうと思うな。サッカーは走るスポーツだという原点に帰れと言いたい。
にほんブログ村
2014/11/08
自己紹介
- 東京から川崎愛おじさん
- 品川区, 東京都
- 川崎フロンターレ初タイトルを望んでいます