先日のチャリティーマッチにも書かれていたが、農産物が売れず農家が苦境に陥っている。
安全な範囲内であるにも関わらず市場・流通業が福島・茨城などの農産物の受け入れを拒んでいるようだ。消費者が買わないと判断しての過敏な対応だと思う。
確かに危険に思って買わない人もいるだろう。でも、安全で安く買えるなら、さらに苦境の農家を救えるなら喜んで買う人も多くいると思う。八百屋・スーパーで自由に選べるようにすればよいではないか。
大体日本の農家は高齢で零細な人達が多いらしい。ここで農業がつぶれたら再生は困難となる。
そうなると汚染された水・空気で作られたか、殺虫剤など大量に使用した大量生産農産物になる。今以上に危険になると思う。そんな物は食べたくない。
会社の取引先の大手外食チェーンから茨城のレタスを頂いた。もちろん安全保証はされている。そこは長年契約農家と無農薬の野菜を購入してきていた。ところが放射能汚染という風評被害で出荷出来ずに大苦境に陥っているようだ。そこで少しでも助けようと、その会社は大量に買い付けして取引先にまでただで配ってくれた。もちろん自分もただでもらってそのままという訳にもいかないので、毎日昼食はそのチェーンで食べて恩返しはする。そこのハンバーガーのレタスが契約している無農薬農家のもので消費につながるからだ。
恐らくもっと悲惨なのが福島だろう。何か出来ないだろうかと考えてしまう。
先日のチャリティマッチの後、周りの仲間は久しぶりと飲みに行った。自分は断ってその飲食代以上を募金箱に入れた。こんな時に楽しむ気になれない。募金を続ける事が唯一被災者の苦しみを軽減する道と思うこの頃である。
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2011/04/06
自己紹介
- 東京から川崎愛おじさん
- 品川区, 東京都
- 川崎フロンターレ初タイトルを望んでいます