2011/05/08

第10節 神戸-川崎 スカパー録画を見て

ゴールデンウィーク終盤の週末のアウェイ神戸。
会社は月末締め・月初作業の為に休めずに仕事中に携帯速報でチェックして敗戦を知る。シュート数が相手を上回る事と黄紙が神戸にたくさん出ていたので、終始押しながらも一発のカウンターで負けたと思っていた。
帰宅後録画していたスカパーe2で見ると予想と全く違っていて愕然とした。神戸のほうが終始いい形で試合をコントロールしているではないか。イエローは遅延行為や異議などでファウルによるイエローは少なかった。神戸はミスも少なくつながり、ビッグチャンスも川崎より多かった。
この試合で感じた事は、DFの強さと集中力の差、前線でのボール回しのまずさ、FKの不正確さなどであろう。
以前から度々言い続けているが、今のCBでは守れない。相手の前に入った筈の菊地がジャンプミスで背後の都倉に決定的なシュートを打たれる。井川は相手の駆け引きに負けて簡単にフリーにさせる、先にスタートしてもボールを取られるなど散々である。身長が低くてももっと確実性のあるCBが欲しい。失点の場面も屈辱のど真中をフリーで蹴り込まれている。もっとも固めなくててはいけない場所であった。井川は中途半端にボールに近寄り、菊地はパクを忘れてボールを見つめていたので自分の前に入られて慌てて追いかけていた。これではどこと対戦しても失点は続くだろう。緊急に補強するか、若手を我慢しながら育てるか、何か手を打たないといけないと思う。
得点が生まれないのも前線に原因があると思う。ジュニや矢島や山瀬は足元で受けるが、いつも相手DFかMFがマークしていて殆ど何も出来ていない。やはりアイコンタクトなどでDFの間やDFの裏への緩いパスなど、相手の圧力の少ない場所で勝負すべきと思う。
また枠へのミドルシュートがあればDFを引っ張りだせるし、跳ね返りを詰める事もあるだろう。有効なミドルをMF陣は心がけるべきと思う。余計なカーブや無回転シュートなど考えずにドカンとゴールポスト上隅を狙うだけでいいではないだろうか。
ほぼ正面のFK2回と何回かあったCKを決められない。最近セットプレーで得点したのはいつだったのだろう。狙った所に蹴れないのだったらケンゴ以外でもいいではないか。田坂も蹴るが、ケンゴより少しいいかなと思う程度。FKを蹴らせれば確実に1点を望めるような遠藤みたいな選手が欲しい。
次節鹿島戦はもっと厳しい結果が待ち構えている可能性も大である。監督は大改革の必要性を感じているだろうか。また感じているとしても決断出来るだろうか?
帰りの新幹線で仲間が選手達と一緒の列車だったみたいだ。勝っていれば明るく『お疲れ様!』と言えたのだが、負けていたのでお互いに気まずくて無言だった。今後はこのような事態がなければいいが…
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自己紹介

品川区, 東京都
川崎フロンターレ初タイトルを望んでいます